CREATORS PROJECT

受賞者発表!

アモスタイルの店舗で展示される
アート作品を今すぐチェック。

ポジティブカワイイ賞

Halcashipan(ハルカシパン)
"清濁抱いて愛づ"

カワイイとは
自らを愛すること
他の存在を愛でること
つまり、愛そのもの と捉えます。
「カワイイ」の感情を得るとき・発するとき・伝えるとき
人はホッとし、癒される。

どんな人にも普段は隠している(または隠したい)欲や、コンプレックスがあるもの。
そんな部分があっても「カワイイね」という言葉さえあれば
愛すべきポイントになれる。そんな魔法のチカラがあると思います。

体型も、目の大きさや顔の造形に対しても
「美しい」「整っている」等の価値観に縛られずに笑いあえる
【カワイイ】という見方。
その見方はあらゆるものの味方になりえます。

人は綺麗ごとだけじゃない
決してパーフェクトではありえない
失敗するし、自信がないし
妬んだりいじけたり、ボサボサだったりだらしなかったりする。
どーしようもない時もある。

そんな部分も、まるっとすべて含めてカワイイ。
カワイイと言っちゃえばいい。
カワイイと宣言するのは、勇気。

どこか部分的に否定しながら生きてくなんて、ちょっとしんどい。
そんなことしなくたって誰も困らないから。
生きていくための一歩として「カワイイ」が大切なんじゃないかと思います。

私(川上)は人の様々な面を色としてとらえています。
そうしてみると、誰しもが本当にカラフルです。

一見、真っ白にみえるあの人も
ピンク色にきらめくあの人も
はたまたグレーや無色にすら思われる人にも
いつもより一歩近づいて見てみれば
様々な明度や色合いをもっていることがわかる。いろんな色で生きている。

毎日毎日ゆらぎながら、迷いながら
色を積み重ねて生きてきた人生は、すべて含めて美しい。
けっして単色ではないわけです。

自分はこういう感じ(≒こういう色)だから・・・
と定義する必要はないし、定義できるものではないと思います。

私的には「個性、個性的」という表現を好みません。
個性なんて、その人の色の一つの色にしか過ぎないからです。
ビビットな色だから美しいわけではないし
見たことない色だから優れているのでもない。

SNSなどで情報化が進んだ世の中で個性がもてはやされて、
自分の色が見いだせない(と思い込んでいる)人は、
ちゃんと見てもらえないような、そんな気がします。

「個性」という言葉は、その存在を尊重している面もあるけれど、
その言葉すら本当は誰かを縛っているかもしれない。
こういうジェンダーだから、大切にしましょう。
こういう見た目だから、素晴らしい。
その一面だって可変のはずです。

無個性なんて、平凡なんて、どうでもよくて。
いつだって何色になってもいいし、ならなくていい。
どっちにしたって既にカラフルだし、超カワイイ。

そんなヌードよりもありのままの人間というものを表現したいと思っています。

川上遥かとCashipanのユニット。写真撮影はCashipan、そこに施す抽象画のペイントは川上が担当する。

@haruka.hm.art

トリンプからのコメント

生きているなかで感じる心の揺らぎや人のさまざまな面を色として捉え、繊細な色を重ねて美しく表現されたHalcashipanさんの作品は、普段私たちが隠しがちな自分の一面も肯定し、ありのままの自分を包んでくれるような優しさを感じました。彼女の作品のように世の女性たちが多面性のある自身の「カワイイ」を認め、ポジティブに表現できるようになることをAMOSTYLEも応援しています!

ユニークカワイイ賞

SHIMANTOGAWAMOTOKO
"MAKE THE HAPPY!!!"

~初めに~
私にとって、「かわいい」は「オリジナル」と表裏一体です。

制作活動を開始してから、日々オリジナルとは何か。。。
その答えを求め続け、今年で約9年程になり、
ようやく、オリジナルが構築されてきたと実感しています。

今回の公募「かわいい」という感情は
公募にある通り多種多様です。

しかし、かわいいという感情の奥には普遍的なものがあります。
ワクワクとした「ハッピー」という体験です。
ライフワークの中で、そんな風に感じています。

そして人生をより豊かにするためには、
その普遍的なハッピー体験を
オリジナルに変化させることで"永続的な”ハッピー体験にすることが必要です。

オリジナルのハッピー体験に変化させるためには・・・
オリジナルのかわいいを創らなければなりません。
"既存”の「かわいい」に頼らず自ら創り出すことが重要です。

創り出すという行為は一時的な体験に留まらず
永続的かつ、変化し広がりつづけます。

2014年人形作家宣言。
ワクワクさせてくれるので人形をワクワク星人と命名。
針を持たなかった日は無い程ワクワク星人と共に生きてきました。
ワクワク星人を軸にコラージュや動画、様々なアプローチをしています。

@shimantogawa5

特別審査員Lee Izumidaさんからのコメント

SHIMANTOGAWAMOTOKOさんの作品は、彼女の思う「カワイイ」が自信をもって表現されており、熱量を感じました。きっと色々な経験をされて、様々な「カワイイ」を見て、じっくりご自身の作品と向き合ってこられたのだと思います。自分が好きなもの、カワイイと思うものが、作品からとても強く感じ、SHIMANTOGAWAMOTOKOさんの作品をユニークカワイイ賞に選びました!

ダイバーシティカワイイ賞

白子侑季
"よくばりカノジョ"

"キラキラした空の色
ふわふわの猫のにおい
土曜の朝の恋人の寝顔
カワイイものぜんぶ、ひとりじめ!ギュッ?"

女の子は、よくばりでワガママな生き物。妄想の中ではこの宇宙のカワイイものぜーんぶわたしのもの!そんなわたしに恋してるキミもカワイイよ?というちょっと勝ち気な女の子をイメージした作品です。

今はもう、男性に『ワガママを許してもらう』時代ではなくなりました。女性がイキイキとカワイクいるためにごく自然に必要なことなのです。何かと引き換えでないと幸せが手に入らない訳でもないですよね、きっと。遠慮なんていらない。怖がらなくて大丈夫。もっとよくばったっていいよ!女の子も、女の子になりたい子も、カワイクなりたい男の子も、カワイイカノジョがほしい男の子も、みんな、好きなものは好き!と、愛を込めてハグしよう。ギュッ?

職業:白子侑季  「愛・いのち・自己」 をテーマに、アートを通して世界中に”LOVE yourself!”を伝える表現者。グラフィックとインスタレーションをメインに、ジャンルに囚われずあらゆるカタチでの表現にチャレンジしている。

@shiraco_collection

トリンプからのコメント

「カワイイ」と思うもの全部をぎゅっとハグした女性を表現した白子侑季さんの作品は、一般投票で多数の支持を集め選ばれました。女性がイキイキとかわいくいるためには、もっと欲張っていいしワガママでいい、という今の世の女の子の気持ちを代弁するようなポップな作品だなと思います。好きなものは好き!と自分の気持ちに正直に、みんなで色々な「カワイイ」をゲットしていきましょう!

受賞作品を見にいこう!

ラフォーレ原宿店 階段ディスプレイ(4F - 4.5F)

展示期間:2023年1月18日(水) – 2023年1月25日(水)

AMOSTYLE BY Triumph 銀座INZ店

展示期間:2023年1月26日(木) – 2023年2月2日(木)

※展示期間は変更となる場合がございます。